最近ゲリラ雷雨、多いですね。
この間、2週間ほど前私の街も道路が冠水するほどの大雨が降りました。
みなさんの地域では大丈夫だったでしょうか?
被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
その時の出来事を少しお話しします。
大雨注意報発令
その日は昼間から大雨が続いており大雨注意報も発令して、よく冠水する地区で知られる我が町でしたので、何度も窓から外も様子を伺っていました。
お友達とのLAINでのやりとりでは、「いつものあそこが冠水して車が通れなくなった」とか『水が近くまで上がってきた』などと生々しい声が聞こえてきました。
我が家はそれほど切羽詰まっていなかったので、ちょっとお気楽な気持ちで『大丈夫じゃな〜い』と過ごしていましたが、 雨は一向に止む気配もなく、雨量は確かに多かったと思います。
カメ飼ってます?
我が家には娘が幼稚園に時、お祭りで釣った(買った?)ミドリガメが2匹います。
今ではアカミミガメとして知られ日本の生態系に被害を及ぼすまたは被害を及ぼす恐れのある外来種です。
我が家に来て28年位になり、大きさは25センチ以上はあるでしょうか。ちょっとした大きな石です。
ひと回り大きいカメが亀吉 ちょっと小さいカメが亀子 オスかメスなどわかりませんが見分けがつく様になった時からそう呼んでいます。
ピンポーン!近所の旦那さんが尋ねてきました。
大雨が降った次の日、朝まだ日の昇らない暗い時間から仕事でした。前に水槽の水が溢れていた時に、逃げ出したことのある亀吉が気になり窓越しにライトを当て水槽を見てみると、水槽の淵までたっぷり溜まっていました。
『これはまずい!』と思い目凝らして2匹いるか確認します。『いるいる! 大丈夫、仕事から帰ってきたら水を抜こう』そう思って仕事に行きました。
仕事から、帰って間もなく ”ピンポーン” インターホンがなりました。
誰だろうと出てみると、近所の旦那さんが『オタクでカメ飼ってる?』と聞かれ
『はい!』と答えました。この時、私は?でした。
話を聞くと、その日の午前中にカメがノシノシと歩いているのを見たというのです。
『え!』 慌てて水槽を見ると亀子しかいません。心の中でしまった!と思いましたが、こと既に遅し。
旦那さんが言うには、お隣の家の庭の方に歩いて行ったようだ。と言うのでお隣のお家に説明をして探させてもらいましたが、見つかりませんでした。
あちこち探していると、近所の皆さんが『どうした、どうした』と集まっていらして、その中のおひとりが『郵便屋さんが、大きな亀が歩いていたぞ』と言ってましたよ。と情報をくれました。
しばらくその付近を探しましたが見つからず、日も暮れてきたのでその日は諦めました。
そんな遠くまで行くはずはないと思って次の日も草むらや軒下など隠れていそうなところを探したのですが、見つからず、半ば諦めていました。
ピンポーン!近所の旦那さんが尋ねてきました。Part2
2週間ほど経ったある夕方、仕事から帰ると ”ピンポーン” インターホンがなりました。
出てみると近所の旦那さんです。
隣の会社の掲示板に迷いカメ預かってますのチラシが貼られていたとのこと。
またまた 『え!』
急いで隣の会社に確認に行くと、確かにチラシが・・・ 亀吉!!
確かに亀吉でした。事務所に行き『うちのカメです』と受け取りに行きました。が、連休に入ると言うことでまた逃げ出したら大変と従業員の方が家に連れて帰ってくれていました。
連休明けにまた引き取りに来る約束をして帰ってきましたが、こんな所まで来るなんて、行動範囲の広さにびっくりです。半分諦めていましたが保護していただいて、本当に感謝です。
無事、カメ帰宅。
連休も明け、バケツを持って亀吉のお迎えに行きました。急に小さなバケツに入れられバタバタしているカメを見て、保護していただいた方が『おー!迎えにきてもらって嬉しそうだ。喜んでるねー』と言っていらしゃったのですが、私は、心の中で(そうかなあ、カメに感情とかあるのかなあ)とちょっと思ってしまいました。が 丁寧にお礼をして無事、我が家に帰宅した亀吉でした。
条件付特定外来生物
アカミミガメについて
2023年6月1日 より「条件付特定外来種」に指定されました。
どんな規制でしょうか
規制開始後も、一般家庭でペットとして飼育しているアカミミガメ・アメリカザリガニは、これまで通り飼うことができます。
申請や許可、届出等の手続きは不要です。
アカミミガメ・アメリカザリガニが寿命を迎えるまで大切に飼育してください。
アカミミガメ・アメリカザリガニを池や川などの野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止されます。違反すると罰則・罰金の対象となります。適切な飼育を行わずにカメやザリガニが自力で逃げ出した場合も違法となることがあります。逃げ出さないような容器で適切に飼育してください。 ▶逃がさないための飼育のポイント
飼い続けることができなくなった場合は、友人・知人・個体の新しい飼い主探しをしている団体等に譲渡してください。この場合も、無償(譲り渡す側が引き取り料等を払って引き取ってもらう場合も含む)であれば申請や許可、届出等の手続きは不要ですが、責任をもって飼うことのできる相手を探して下さい。ただし、無償であっても頒布にあたる行為は規制されます。
引用元 日本の外来種対策
自力で逃げ出した時も違法となる場合があるそうで、罰則や罰金の対象になるところでした。
これからは逃げ出さないように気を付けながら最後までお世話していきます。
ちなみに、鶴は千年亀は万年と言う言葉がありますが、アカミミガメの寿命は、何年なのでしょう。
調べたところ平均30年とか長いと50年とか(笑笑)
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